「七津みちるのLOVE♥︎宝塚」では現在、宝塚大劇場で公演されている舞台をご紹介します。
❦ 宝塚歌劇 月組公演 ❦
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◆ 公演期間
2024年11月16日(土)~ 12月25日(水)
◆ 作品紹介
ミュージカル・クエスト
『ゴールデン・リバティ』
作・演出 / 大野拓史
19世紀後半、アメリカ。かつて列車強盗団〝ワイルドバンチ〟の一員であったジェシーは、ライマンと名乗る男から大陸横断鉄道が運ぶ国庫の金貨を盗み出す計画を依頼される。強盗団の壊滅と共に足を洗っていたジェシーは断ったが、正体を明かすと脅され仕方なく仲間に加わる。人を集め、周到に計画を練った上での実行だったが、列車会社の手違いで同乗する事となった軍隊に気付かれ、図らずも銃撃戦となってしまう。それでも金塊を奪おうと貨車の扉を開けるジェシー。だが、そこには金庫も金塊もなく、ただ一人、古い鞄を抱き締めた女が潜んでいた。軍隊が容赦なく銃弾を浴びせる中、咄嗟に女の手を取ったジェシーは、偶然通りすがったサーカス列車へと飛び乗り、間一髪の所で逃げ切る。アナレアという、その女が片時も離さない古い鞄は、外交公嚢と呼ばれる国家機密の運搬に用いる品であるらしい。お宝の可能性も捨て切れないと考えたジェシーは隙を見て鞄を奪おうとするが、サーカス団で溢れる車内では迂闊に手を出せない。止む無く彼女と行動を共にするうち、やがてジェシーは国家ぐるみの重大事件に巻き込まれて行く……。
列車強盗の男と、秘密の責務を負いアメリカを訪れた女が出会い、迫る危機に共に立ち向かう中で次第に惹かれ合う姿を描く、鳳月杏と天紫珠李の新トップコンビを中心とした月組が挑む、クリフハンガー・スタイルのミュージカル活劇。
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Takarazuka Spectacular
『PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)』
-IN THE MOONLIGHT-
作・演出 / 野口幸作
風の時代に飛翔する「PHOENIX(フェニックス・鳳凰)」をテーマとした絢爛豪華で異国情緒あふれるレヴュー作品。
自らの身体を炎で燃やし、永遠の命を繋ぐPHOENIX(フェニックス)。
月組新トップスター・鳳月杏をPHOENIXになぞらえ、満月の夜に蘇った不死鳥が風に乗り、アジアを中心に各国を巡り、人々の幸せのために天翔ける姿をダイナミックに描く宝塚歌劇の魅力満載のステージ。
スペクタキュラー・シリーズ第7弾は、新生月組の魅力を余す事なくお見せするべく、「夢」「愛」「浪漫」「希望」「月」「風」「飛翔」の7つのテーマを掲げた究極のエンターテインメントをお届け致します。
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よみふぁみの七津みちるです ☺️
11月16日から、月組新トップコンビ 鳳月杏さん、天紫珠李さん の大劇場お披露目公演が始まりました 😊
ポスターを初めて見たとき、鳳月さんのテンガロンハットにロングコート、腰には銃の姿があまりにもお似合いで、
大人の色気あふれる鳳月さんに西部劇がピッタリだなと思いワクワクが止まりませんでした。
また私は演出家、野口先生の乙女心をくすぐるようなレヴューが大好きなので、
今回アジアを中心とした世界観の中で、新生月組の魅力がどのように描かれるのかとても楽しみにしていました。
そんな私の期待をはるかに超える素敵な2作品でしたので、今回も熱く見どころをご紹介したいと思います❗️
大劇場前看板
『ゴールデン・リバティ』は西部劇ということで、荒々しい男らしさのある男役さんがとてもかっこいいのですが、
コメディ要素もあり、サーカス団の場面では宝塚ならではの楽しいナンバーもあり、様々な魅力が詰まった作品です。
また今回は列車での出来事が多いので、舞台装置とは思えない迫力満点な数々の列車シーンも見どころです。
鳳月さんは、かつての列車強盗団「ワイルドバンチ」の一員で、生き残りのジェシーを演じています。
テンガロンハットを被る仕草から既にかっこよく、
被ったあとも片目は影で見えなくなり、片目だけ覗く姿がとても素敵です 💕
鳳月さんが2006年入団以来、培われてきた男役の美学を随所に見ることができ、惚れ惚れします 🥰
天紫さんは、ジェシーが強盗に入った列車に、鞄を持って潜んでいた謎の女性アナレアを演じています。
いつもは凛とした女性なのですが、ラストのジェシーとアナレアの場面で、アナレアのちょっとした動きがかわいらしく、
かなり私のツボでしたので、ぜひ注目してくださいね 😊
他の出演者とは違う、黒いテンガロンハットに黒いスーツとダークな感じがお似合な 風間柚乃さん は、
圧倒的な歌唱力で客席を魅了します。
他にも憎めないキャラがかわいらしい無法者の 礼華はるさん、彩海せらさん、
冷徹なところもかっこいい 夢奈瑠音さん、英かおとさん をはじめ魅力的な人物がたくさん登場します。
そこで今回はプログラムをご購入いただくことをおすすめします❗️
登場人物の簡単なプロフィールと、モデルとなった人物など裏情報も記載されているので、
よりお芝居が分かりやすくなりますよ。
劇場内クリスマスツリー
『PHOENIX RISING』はアジアを中心に各国を巡る作品なので、
各場面異国情緒があふれており、民族衣装も素敵です。
鳳月さんは、ゴンドラに乗って登場するのですが、黄金輝く派手な舞台と、妖艶かつ神々しいお姿に圧倒されます 🤩
まさに大劇場での新トップスターお披露目にふさわしい始まり方で、
そんな舞台の豪華さは最後まで続き、見応えたっぷりなレヴューです❗️
その中で今回は2つの場面をご紹介します。
韓国の場面では、礼華さんと 白河りりさん を中心に、
周りには淡いピンクのチマチョゴリを着て、羽根扇を持った娘役さんたちが踊っているのですが、
優しい白河さんの歌声も相まって心温まります。
ロマンティックな演出に
2つ目に野口先生のショーでは恒例となっている、アイテムを使った客席参加型の場面です。
今回は中詰めで出演者が歌う「PHOENIX RISING -IN THE MOONLIGHT-」のサビ部分で
客席もポンポンスティックを持って、一緒に踊れます。
少し難しい振りですが、ショーの中で練習する時間はないので、
事前に振付動画を視聴しておくことをおすすめします。
私も前日に「ポンポンスティック」を購入して、振付動画を見ながら練習をしていきました❗️
タカラジェンヌと同じ振りを踊ることができ、楽しいのはもちろん、
劇場入り口前・ポンポンスティック
最後までお読みいただきありがとうございます。
ご紹介した以外にも、お芝居では、最後の方に
天紫さんを中心としたダンスのシーンは美しく見どころです!
レヴューでは、おだちん(風間さんの愛称)率いる、
インドのスーパースター「オダチン・カーン」の笑いあふれる場面や、
男役による現代的なアイドルに癒される場面などたくさんありますので、
是非劇場でお楽しみください 💐
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最後に今回の公演で、私のオペラと心を奪ったお1人 をご紹介したいと思います❗️
今回ご紹介したい方は、109期生の 飛翔れいやさん です。
飛翔さんは、目鼻立ちがはっきりしていて、身長は173㎝とスタイルも抜群で 後方にいても存在感があります。
とくにレヴューでは見せ場がたくさんあるのですが、なんと入団2年目 というから驚きです。
飛翔さんは今回、ラインダンスの場面の他に2つのダルマ姿(袖も裾もない衣装)を披露しているのですが、
スタイルの良さがより強調され、美しく妖艶さがあり魅惑的です。
一方で韓国の場面では笑顔全開のかわいらしいアイドルな姿もまた魅力的です。
今後の飛翔さんのご活躍にこれからも注目したいと思います 😊