読売ファミリーの山下哲也です。
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1月17日掲載のインタビューは、男子プロバスケットボールリーグのB2で戦う神戸ストークスのキャプテン道原紀晃選手。
紙面ではB1リーグ再昇格にかける熱い思いを語っていただきましたが、ブログでは紙面で書ききれなかった道原選手のことをご紹介します。
道原選手のポジションは、ポイントガード兼シューティングガード。
試合ではコート上の司令塔としてパスを回し、ドリブルでボールを前に運び攻撃を組み立てる重要な役割を担っています。自身もゴール下に切り込んでシュートをしたり、スリーポイントラインの外側からシュートを打ったりするチームの大黒柱です。
「身長は178センチとチームでは一番低いんですが、やっぱり点を取るところを観てほしいですね」と道原選手。
昨年12月には、個人通算5000得点を達成されました。👏👏👏
試合中は記録について知らなかったそうで、試合後に知人から「今日のスリーポイントで5000得点やったんやね。実況の人が言うてたで」という連絡で初めて知り、その後チームスタッフからも教えてもらったそう。積み重ねた得点については「プロ12シーズン目ですが、これまで大きなケガで休むこともなかったので」と笑顔で話してくれました。
道原選手がバスケットボールを始めたきっかけは、NKK(日本鋼管、現JFEスチール)のバスケットボール選手だった父親の影響。「2、3歳の頃からボールに触っていて、ちゃんと習い始めたのは小学1年生。中学、高校、大学もずっとバスケ部でした」と道原選手。
中学卒業後は、バスケの強豪・神戸市立科学技術高校に進学。「中学は神戸の大会に出ても1回戦で負けるようなチームだったので推薦のリストにもなかったと思うんですが、こういう選手がいるというのをコーチが知ってくださっていて、誘ってくれたんです」と振り返り、「小学校から大学まで、指導してくださった全ての先生方に感謝しています」とも。
「キャプテンもしていたんですけど大変でしたね……」とうなずきながら小声で話す道原選手は、学生時代のいろんな思いもこみ上げているようでした。
家族は奥様とお子さん3人の5人家族。
「小学1年生の男の子と幼稚園年少の女の子、一番下は2月に2歳になる男の子。ホームで行われる試合には、妻が3人の子供たちを連れて応援に来てくれます。試合がない日曜は家族で出かけたり、オフシーズンには旅行に行ったりしています」と話す表情は優しいお父さん💕で、やっぱり試合でも家族の応援は大きな力になっているんだろうなって感じました。
取材中に盛り上がったのが、広島県福山市の話。
「小学生で神戸に引っ越す前は、お父さんの仕事の関係で、神奈川県川崎市や広島県福山市など転々としていました」と道原選手が話した時に、つい「私も福山に3年住んでたんです。妻の実家も福山なんです」って伝えると「えっ、どこですか?」と道原選手から逆取材を受け、山陽道の福山東IC近くにあるもみじ饅頭店「にしき堂」や商業施設「フジグラン神辺」、スイミングスクールなど地元ネタで盛り上がってしまいました。
「おじいちゃんの家が福山にあるので、年に2、3回は今でも行くんです」と言う道原さんと「うちも同じです!」と意気投合。「また福山で会うかもしれませんね」って話して取材を終えました。
そんな縁もあるなら、益々、神戸ストークスと道原選手を応援せねば!😊
今度は試合会場へも足を運んで応援しますね!😊
ちなみに神戸ストークスの1月に行われるホームゲームは以下の通り ⬇︎
1月20日(土)ワールド記念ホール 16時試合開始 「熊本ヴォルターズ」戦
1月21日(日)ワールド記念ホール 14時試合開始 「熊本ヴォルターズ」戦
1月27日(土)ワールド記念ホール 16時試合開始 「岩手ビッグブルズ」戦
1月28日(日)ワールド記念ホール 14時試合開始 「岩手ビッグブルズ」戦
道原選手からの読者へのメッセージはコチラ⬇︎
山下 哲也
小学生の男の子がいる読売ファミリー・読売ライフ記者。ガンプラ収集と作るのが楽しみ。子供と一緒に最近のアニメやコミックにはまっている。