大阪府と京都府の境に位置する摂南大学枚方キャンパスにある 摂南大学薬学部附属薬用植物園 。
果樹・薬樹園と薬草園・温室からなり、薬のもとになる薬用植物や香料・食料・染料に用いられる有用植物、約300種を栽培しています。
原則非公開なのですが、春と秋に見学会が開かれます。
10月19日に開かれた見学会にお邪魔しました。
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「園で採れた シソ で作ったジュースをどうぞ」と飲み物を配ってくれているのは、薬学部の学生さんたち。「身近な薬用植物ものしり帖」などの著書がある同大講師の 伊藤優さん 指導のもと、薬学教育に勤しんでいます。
「今日の見学会は、学生たちが説明を担当します」と伊藤先生。いくつかの班に分かれて、見学に出発しました。
写真左:「シソのジュースをどうぞ」と学生さん
写真右:同大講師の伊藤さん
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薬草園には、ゲンノショウコ やトウキ など聞いたことのある植物が。
実際に製薬にも使われているそうですが、こんな花が咲くのか~ と初めて知りました。
ホップ や レモングラス など、花や葉っぱの香りを確かめてみることもできました❗️
写真左:ホップのアーチ
写真右:「レモングラスの葉っぱをどうぞ」
校舎の周りの乾燥地植物区には乾燥地帯の薬用植物たち。アロエ や サボテン のほか、ルイボス もあります。
ルイボスは栽培が難しいそうですが、今年の春には黄色い花が咲いていました。
写真左:校舎周りの乾燥地植物区
写真右:播種して増やしたルイボス
果樹園には柑橘系の果物がたわわに実っています。
収穫したら、校舎内で「ご自由にどうぞ」と置いておくそう。
「すぐになくなりますよ」。
おいしそう❗️ うらやましい 😆
写真左:アマナツの大きな実がたくさん
写真中:バナナ
写真右:バナナが実ってます
温室には チョウジ や シナニッケイ などの薬樹のほか、
ドラゴンフルーツ やドリアン などの果樹もあります。
写真左:ドラゴンフルーツ
写真右:ジャックフルーツやチョウジなど
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見学の後はハーブティーの試飲。
さっき薬草園で見た植物が、お茶になって出てきています。
黄色かったり青かったり、色とりどりなのも驚きですが、どれも意外に(?)おいしく飲めたのも驚きでした 😊
写真左:茶色かったり青かったり、色とりどりのハーブティー
写真右:さわやかなレモングラスティー
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春の薬草見学会は5月下旬に、
受験生と保護者が参加できるオープンキャンパスは3月と6月、7月にあります。
ホームページやインスタグラムなどでも季節の草花の写真が見られるので、ぜひご覧くださいね ⬇︎