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BENIOの楽しい囲碁Vol.3  囲碁の基本1・石を囲む

Vol.3
囲碁の基本1・石を囲む

 

         ● ◯ ●

今回は、囲碁の基本「石を囲む」を紹介します。
いや、突然囲むってなんやねん。
 
囲碁では、相手の碁石を囲むとゲットすることができます。
最近、ほとんどの囲碁教室や入門アプリでは「石を取る」からスタートします。急に陣地を作ったり、大きな碁盤で始めないので安心してください。
 

囲み方

 
さて、そもそもどうやって囲むのでしょうか。虫取り網でも、ハンドパワーでも囲めません。
 
自分の碁石を使います。
 
まず、碁石は罫線の交点に置けます。

線と線が重なるところなら、端っこでもオッケーです。
黒→白→黒と交互に置くことができます。

 

囲んでみよう

 
試しに1個の白い碁石を囲んで取ってみましょう!


左右上下の4カ所を見てください。石がおけるスペースがありますね。
これは白石にとっての逃げ道です。その逃げ道をふさぐと石をゲットできます。


ゲットした石は、自分の得点になります。


ゲームの最後に使えるので大事になくさないようにしてくださいね。

 

石を取られたら?

 
逆に、石を取られちゃうこともあります。
でも、泣かないでください。私のシャツで鼻水をふかないでください。
相手に石をとられたとしても、命を取られるわけではありません。

最初のうちは石をとられても、みんなが通る道です。
どーんと構えていたらいいと思います。

そしてあわよくば、相手の取り方を覚えちゃいましょう。
次にそのやりかたを使えると勝てるようになって楽しいです。
また、取られても必ず負けるとも限りません。
あえて取らせる作戦もあるので今後紹介します。

文/BENIO、囲碁監修/水戸夕香里三段(日本棋院関西総本部所属)

囲碁クリエイター・BENIO プロフィール

囲碁クリエイター。大学在学中に囲碁に関する制作活動を始める。「囲碁おりがみ」(日本棋院製作協力)など囲碁に関するデザイン・商品企画のほか、囲碁フリーペーパー「ココロン」を制作・配布。学校囲碁指導員の資格取得、高校時代から神戸の幼稚園で囲碁を教えるなど囲碁の普及活動を行っている。

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