「乱れがちだった食生活を元に戻す」
〜おすすめの1品〜
「大根雑炊」
冬に旬を迎える大根は、この季節にはみずみずしく甘みと辛みのバランスが抜群です。大根には、食物繊維、カリウム、ビタミンCといった栄養成分以外に、ジアスターゼという消化酵素が含まれており、消化を助け、腸内環境を整える効果があります。さらに大根の辛み成分であるイソチオシアネートは、胃液の分泌を促す作用があります。また、温かい料理は身体を温め新陳代謝のアップも期待できます。具沢山の雑炊は、これ一品で主食、副食、副菜として食べることができ、エネルギーが低い割りに食べ応えがあるため満足感も得られます。年末年始の疲れた胃腸におすすめの1品です。
【材料】 2人分
大根……………………………約4cm(約120g)
大根(おろし用)……………約2cm(約60g)
生椎茸…………………………2個
鶏ささみ(すじなし)………2本
水………………………………500cc
塩………………………………小さじ1/2
料理酒…………………………小さじ1
鶏がらスープの素(顆粒)…小さじ1
醤油……………………………小さじ1
ご飯……………………………180g
溶き卵…………………………1個分
薬味ねぎ………………………適宜
ごま油…………………………適宜
こしょう………………………少々
【作り方】
1.大根(4㎝)、生椎茸は千切りにする。おろし用の大根(2㎝)はすりおろしておく。
2.鶏ささみの下処理をする。
1)鍋に水と塩を入れ沸騰させる。
2)ささみと料理酒を入れ、再沸騰したら弱火でアクを取りながら3分ゆでる。
3)火を止め、ふたをして10分蒸らす。
4)ささみを取り出して細くさく。ゆで汁は残しておく。
3.ささみのゆで汁に鶏がらスープの素を入れ、千切りにした大根と生椎茸を加熱する。
4.ご飯を入れ、醤油で味を調え、溶き卵を回し入れる。
5.お椀に盛り付け、鶏ささみ、大根おろし、薬味ねぎを盛り付け、好みでごま油をかけ、こしょうをふる。