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京都 南座「九月花形歌舞伎 あらしのよるに」

読売ファミリーの田中朱実です。
9月に京都 南座で上演される舞台 「あらしのよるに」 で主役を勤める   中村獅童さん   。
9年ぶりとなる南座での再演にかける思い、舞台の見どころなどを伺いました。

「あらしのよるに」発刊30年を迎える人気絵本

嵐の夜に真っ暗な山小屋で出会ったオオカミ「がぶ」とヤギの「めい」が、本来の「食う・食われる」関係を超えて友情を育んでいくというストーリーです。

絵本を歌舞伎にするのは難しいのでは?🤔 と考えてしまいがちですが、
「歌舞伎にはキツネなどの動物を演じるものもあり、ファンタジーな部分は絵本と共通すると思います。着ぐるみがなくても動物を演じられるのは歌舞伎ならでは。踊りや立廻り、義太夫など古典的な歌舞伎の手法を取り入れながらも、お子さんにも分かりやすい内容になっています。初めて歌舞伎をご覧になる方にお薦めですよ」


平成30年11月博多座 Ⓒ松竹

今回、中学・高校の貸切公演もあるそうですが、
「学生って、内容がつまらないと寝てしまうし、面白いと大笑いしてくれます、どんな反応をしてくれるか、勝負です」。
4歳以上のお子さんが入れるので、「笑ったり、声を出したり、自由に楽しんでください」
お父さんお母さんも一緒に楽しめますね ☺️

獅童さんの息子さんも 「あらしのよるに」 の絵本が好きで、「読んで!」とパパにせがむそうです。
「読み聞かせって、疲れるんですよ~。がぶとめいと声色を変えて、全編抑揚を付けて読みますから」
何とぜいたくな読み聞かせ 😊
「最後は、合言葉は『あ・ら・し・の・よ・る・に』で、おやすみ……、となるんです」
それは楽しそう。😄 連日「読んで!」とせがまれるというのも納得です。

    

京都 南座には特別な思いがあるという獅童さん。
「『あらしのよるに』の初演や超歌舞伎など、新しい試みは南座で始めています」
古典好きなお客さんが多い南座から、新しいことに挑戦したいそうです。
「9月の京都では納涼床が楽しめますよね。湯葉が好きなので、京料理も味わいたいです。読売ファミリーの読者の皆さんも、ぜひ南座に足をお運びください」


九月花形歌舞伎 発刊30周年記念

あらしのよるに
【原作】きむらゆういち 【出演】中村獅童、中村壱太郎  ほか
9月4日(水)〜  26日(木) 京都 南座 京阪祇園四条駅すぐ

 

 

 

 

 

田中朱実
夏は海!冬は山!のアクティブ派、と思いきや、漫画もアニメもドラマも大好き。着物で観劇に出かけることも。ジム好き、スイーツ好き。一児の母。

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