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BENIOの楽しい囲碁Vol.12  囲碁の本選びのコツ

Vol.12
囲碁の本選びのコツ

 

         ● ◯ ●

今回は、囲碁の本選びのお話です。

適当に選んだ一冊の囲碁の本が、おもしろかったり、つまらなかったり。

まるでガチャガチャのように、当たり外れがある理由と対策をご紹介します。

 

 

すぐにおもしろい本にチェンジしよう

 

私は図書館が好きでよく行きます。小説、ビジネス書、参考書などジャンルはさまざま。まあ、漫画のほうがよく読むねんけどな。

 

もちろん、囲碁の本も読みます。

いろんな囲碁の本や漫画を読んだ私が、本選びでオススメしたいことがあります。

それは、「囲碁の本は、つまらなかったらすぐに別の本に変えること」

 

ついつい、まじめな人ほど本は最後まで読まなくちゃって考えがちです。

そもそも、囲碁の参考書やルールブックを読もうとしている時点でめっちゃ努力家やんか。

そんな頑張りやさんの人が、無理して自分に合っていない本を最後まで読んでしまったら……。

きっと、囲碁ってわからない、つまらないと感じてしまうのではないでしょうか。

 

アカンて。こんな悲しいことがあっていいわけがありません! ただその本が向いてなかっただけなんです。

さらに、その本の作者の著し方が下手なわけでもありません。

 

では、なぜ囲碁の本は自分にぴったり合う本・合わない本があるのでしょうか?

 

囲碁の本は個性が豊か

 

囲碁の本ってどれも同じような内容だと思っている方がいるかもしれません。

まさに、私が囲碁を始めた頃がそうでした。

ところが、読んでみるとぜんぜん違ったんですよ!

 

囲碁の本って著者によって個性がでます。この人の考え方はわかりやすい、難しいなど。

変化球として、「わかりにくいけどユニークでおもしろい」著者もいます。

 

さらに、囲碁は歴史が長いです。そのため発行年が昔から最近のものまでたくさんあります。

また、囲碁は年齢を問わず楽しめるので、対象年齢も様々です。

著者の個性が豊か、膨大な冊数、異なる対象年齢……。

まさに、囲碁の本“ガチャガチャ”です。簡単に運命の一冊に巡り会えない理由に納得です。

 

 

コツは複数選ぶこと

 

ビビッとくる囲碁の本に出会うコツがあります。

囲碁の本を読むときは、2~3種類選んでみください。

 

参考書以外もおもしろいですよ。囲碁をテーマにした小説や、囲碁棋士のエッセイもあります。

それでもなかなか楽しめないときは、一旦眼を休めて遠くの緑を見つめましょう。山に芝刈りに行ったお爺さんがいますね(見えへんわ)。

 

本屋だと一度に複数買うのはハードルが高いですよね。そこで、図書館がオススメです。ほかにも囲碁教室の本棚で借りる方法もありますよ!

また、最近は立ち読み歓迎の本屋もあるのでご活用くださいね。

         ● ◯ ● 

本の数だけ、囲碁のおもしろさに気づくチャンスが広がります。知らんけど。

この記事で、みなさまが自分にあった囲碁の本に出会えますように!

 

囲碁クリエイター・BENIO プロフィール

囲碁クリエイター。大学在学中に囲碁に関する制作活動を始める。「囲碁おりがみ」(日本棋院製作協力)など囲碁に関するデザイン・商品企画のほか、囲碁フリーペーパー「ココロン」を制作・配布。学校囲碁指導員の資格取得、高校時代から神戸の幼稚園で囲碁を教えるなど囲碁の普及活動を行っている。

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