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広島 ✽ 話題のスポット ✽ 気軽に親しめる貴重な自然空間 ひろしまスタジアムパーク(広島市中区)

【 広島県版 】話題のスポット

気軽に親しめる貴重な自然空間

ひろしまスタジアムパーク(広島市中区)

東側上空から見た「ひろしまスタジアムパーク」ⒸACTIVE COMMUNITY PARK

広島市中区基町に昨年8月、「ひろしまスタジアムパーク」がグランドオープンした。
県内初のサッカー専用スタジアム「エディオンピースウイング広島」(約2万8500席)を核とする約8万5000㎡の広大な都市型公園で、街中に憩いの場を提供している。

◆日本初〝街中〟スタジアム
市内屈指の繁華街・紙屋町エリアにある広島バスセンターから北へ約500m、大通りに出ると高さ42mの大きな白い屋根が威容を誇るスタジアムが見えてくる。さらに近づくと、スタジアム前には広大な芝生が広がっており、多くの親子連れが楽しそうに遊んでいた。「エディオンピースウイング広島」は公共交通アクセスが良い都心にある日本初の〝街中〟スタジアム。しかしJ1の試合があるのは年間約20日、女子サッカーWEリーグの試合も年間11日程度で、試合日以外のにぎわい作りがとても重要だ。

大きさが際立つエディオンピースウイング広島

◆芝生と水辺 2つのエリア
試合日以外でも活気があるのが、スタジアムの東側に青々と広がる1万2000㎡の芝生と飲食店などの店舗がある「芝生ひろば」と西側の旧太田川(本川)に面した「水辺ひろば」の2つのエリアだ。「芝生ひろば」では、ボールや敷物、簡単な遊具を無料で、テーブルやイス、サッカーゴールなどを有料で貸し出しているほか、周辺には人気ベーカリーやカフェ、「木育(もくいく)」をテーマにした室内プレイパーク、サウナ完備のジムなど、個性豊かな店舗が並ぶ。

水辺ひろばⒸACTIVE COMMUNITY PARK

また、登録制のサークル活動も充実し、青空の下、芝生の上でヨガをするグループなど既に8組が活動をしている。「水辺ひろば」では旧太田川でのサップのほか、たき火やバーベキューもでき、用具のレンタルもある。開発事業者のNTT都市開発の荒木良太さんは「街中で気軽に親しめる貴重な空間との声をもらっています。試合がなくても、年中魅力的なアウトドア体験ができることを、より多くの人に知ってもらい、この場所を活用してほしい」と話していた。(エリアライター/井東由里子)

 

青空の下「芝生ひろば」でヨガをするグループ

 

ひろしまスタジアムパーク

▶広島市中区基町15
▶アクセス
・広島バスセンターから北西へ徒歩約10分
・アストラムライン城北駅から南西へ徒歩約8分
・JR新白島駅から南東へ徒歩約15分
▶イベントや施設の最新情報はホームページでご確認を
ひろしまスタジアムパーク  で検索)

 

 

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