読売ファミリー・読売ライフは読者の生活を応援するお得な情報をお届けします

読売ファミリー・読売ライフは皆様の生活を
応援しています
Topics

取材記者の旬のトピック

高知 ✽ 巨大マグロをさばく凄腕高校生!✽県立高知海洋高校 ツナガール(土佐市)

【 高知県版 】頑張ってま~す!

  巨大マグロをさばく凄腕高校生!

県立高知海洋高校 ツナガール(土佐市)

2024年度ツナガールの朝日さん(左)と中城さん

青いはっぴ姿も勇ましく巨大なマグロを包丁1本、ノコギリ1本でさばく「ツナガール」。
県立高知海洋高校食品コースの看板娘として、県内各地のイベントで、鍛錬した凄腕
(すごうで)を披露する。

県唯一の水産・海洋系高校
県立高知海洋高校がある土佐市宇佐町は、黒潮による好漁場に恵まれた水産業の盛んな地域。同校は1997年に県内3地区の水産系高校・学科を統合し、県唯一の水産・海洋系高校として開校した。全校生徒は83人。体験や実習を通して水産教育を実践している。1年生は海洋学科で海や船、食、魚について学び、2年生からは航海、機関、食品コースに分かれて専門的なスキルを学ぶ。ツナガールは代々、食品コースの女子の中から、最もマグロが上手にさばける2人が選ばれる。2024年度は2年の中城佑華さんと朝日愛里亞さんが選ばれた。イベントでマグロを解体するツナガールの姿を見て憧れたという2人は、「ツナガールになりたくて、この高校に進学したので、選ばれてうれしい」と笑顔で話す。

マグロをさばくツナガール

同校の魅力については「先生と生徒がフレンドリーなところ」と声をそろえ、中城さんは「先生方は水産、海洋の様々な現場で経験を積んだスペシャリストばかりで話が面白いところです」と教えてくれた。12月に同校で行われた年末の恒例イベント「魚河岸かいよう」には、近隣や県外から多くの人が訪れた。お目当ては同校生が製造・販売するツナ缶や魚のすり身の天ぷら、アジの干物。そしてツナガールがさばくマグロの切り身だ。人気のツナ缶は航海、機関コースの生徒が大型実習船「土佐海援丸」で国際航海を行い、はえ縄漁の実習で獲ったマグロを食品コースの生徒が缶詰に加工したまさに〝青春の結晶〟だ。

🐟🐟🐟

 

カブトを持ち上げる中城さん

解体ショーで大奮闘
マグロの解体ショーで用意されたキハダマグロは約33㎏。青い頭巾とはっぴ姿のツナガールが現れると「おおっ」と観客から声が上がった。この日は朝日さんがマイクを手に解説し、中城さんがマグロを解体した。中城立さんはノコギリを使ってカブト(頭)を切り落とし、刃渡り30㎝ほどの短剣のような解体包丁で身を5枚におろした。約20分間の大奮闘。中城さんが切り分けた身を両手で掲げると会場は大きな拍手に包まれた。中城さんは「解体法は手順を覚えてから、実践を重ねて身に付けました。見た目以上に力がいるんですよ。イベントで様々な場所に行けるのが楽しい」とにっこり。朝日さんは「イベントではお客さんの歓声がすごい。一生懸命マグロをさばくとみんなにほめてもらえるのがとてもうれしい。将来は、船で調理する司厨(しちゅう)員になりたいです」と瞳を輝かせた。(エリアライター/黒田仁朗)

5枚におろして解体完了

一覧に戻る

pagetopへ

©2022 Yomiuri Joho Kaihatsu Osaka Co.,Ltd.